
International-Marriage-between-a-Japanese-person-and-a-Mexican-person
国際結婚の手続きは通常の結婚手続きとは異なるため、最初は複雑に見えて呆然としてしまいます。わかります。同感です。
・国際結婚って何から始めればいいの?
・日本と海外(パートナーの国)のどっちの国から結婚手続きすればいいの?
・情報が多過ぎて、頭がこんがらがって逃げ出したい
国際結婚手続きは、漠然とスタートすると、ものすごく時間がかかってしまいます。
私は、様々な国の結婚手続きのアドバイス経験を持つ専門の行政書士です。
こちらの記事では、国際結婚手続きの必要書類と流れが、かんたんに理解できます。
この方法を実践して、間違った方向へ進むことなく、国際結婚がスムーズにできます。結婚後、日本に暮らすご夫婦は、日本から結婚手続きをすることが効率が良いとわかります。
これから国際結婚する方の、不要な時間の削減ができたら幸いです。
では詳しく見ていきましょう。
婚姻要件
婚姻可能年齢
メキシコの法律では、婚姻可能年齢は、男性16歳以上女性14歳以上となっております。州によりますが、男性18歳、女性16歳の場所もありますメキシコの成人年齢は18歳となっており、18歳以下の婚姻では父母の同意が必要となります。日本人は民法が改正されて婚姻可能年齢は男女共に18歳以上です。
再婚禁止期間
メキシコでは再婚禁止期間が300日あります。この期間中に出産された場合は再婚禁止期間は終了します。
日本では、女性には再婚禁止期間が設けられており、離婚後すぐに別の相手と再婚することができませんでした。父子関係の混乱防止という目的で設けられていました。しかし、令和6年(2024年)4月1日に施行された改正民法により、この再婚禁止期間が撤廃されました。これにより、女性も男性と同じく、離婚後すぐに再婚することが可能となりました。
メキシコで先に結婚手続きをする場合
全体の流れ
1,メキシコで結婚手続きをする
2,日本で結婚手続きをする
1,メキシコで結婚手続きをする
登録事務所(Registro Civil)に予約したい日を予約します。指定された日に必要書類を持参し、結婚申請を行います。役所または結婚式場に判事に来てもらい、婚姻届に、本人たちと証人がサインをしてメキシコ側の婚姻が成立します。
また、メキシコでは、一部の州や市区町村で結婚前の講座(Premarital Courses)が義務付けられている場合があり、講座は通常、DIF(Desarrollo Integral de la Familia:家族統合開発機構)という政府機関が提供しています。
夫婦二人で受講する必要があり、地元のDIFオフィスやRegistro Civilで講座のスケジュールと予約ができます。講座は、通常数時間から1日程度です。講座を修了すると、修了証明書が発行されます。
メキシコ人の方が用意する書類
①出生証明書Acta de nacimientoの原本とコピー
②身分証明書INE(Instituto Nacional Electoral)カードの原本とコピー
➂CURP(Clave Única de Registro de Población):国民識別番号システムであり、メキシコの住民全員に発行されます。(INEに記載されています。)
④パスポートのコピー
⑤ビザ(査証)のコピー
⑥血液検査の証明書
日本人の方が用意する書類
①戸籍謄本(アポスティーユ認証付のもの)日本で取得後、メキシコの日本大使館でアポスティーユ認証申請をします。
メキシコにある日本大使館ではなくて、戸籍謄本を日本の外務省でアポスティーユ認証することもできます。アポスティーユ認証とは、日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。
日本にある日本外務省での認証方法
ここでは郵送方法をご紹介します。直接窓口に行くこともできます。窓口に行っても書類の受領は、原則郵送さとなっております。申請から3開庁日後に郵送。
必要書類
①婚姻届受理証明書
③返信用レターパックライト 郵便局レターパックライトはこちら
婚姻要件具備証明書・アポスティーユ・公印確認及び領事認証とは
郵送先
外務本省(東京)
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階
外務省 領事局領事サービスセンター 証明班
大阪分室
〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階
外務省 大阪分室証明班
②婚姻申請書
➂血液検査の証明書(日本でした場合こちらも日本外務省の私文書からのアポスティーユ認証が必要になります)
④①のスペイン語翻訳文 日本語・英語両方をスペイン語に翻訳します。(アポスティーユ認証後に翻訳をします)
翻訳については、メキシコの公認翻訳士による翻訳である必要があります。公認翻訳士の一覧は大使館等にありますので、問い合わせましょう。
*証人になれる方の注意 親族や友人OKのところもあれば夫婦の両親は証人になれないという場所もありますので、こちらも確認ください。
必要書類提出後、La boda de registro civil(政府の結婚式)を行い、結婚証明書Acta de Matorimonio(アクタ・デ・マトリモニオ)を発行してもらいましょう。また、デジタル版(Acta de Matorimoni Degital)を印刷したものももらいましょう。
メキシコでは、デジタル化が進んでおり、QRコードが付いたデジタル版が発行されています。オンラインで取得できます。デジタル版にはQRコードが付いており、これにより証明書の真偽を簡単に確認することができます。偽造防止のための重要なセキュリティ機能です。デジタル版の証明書をカラー印刷することで、公式の紙媒体の証明書として使用することができます
こちらは、この後の日本国大使館の結婚手続きで必要になります。日本での生活を考えている方は、今後、在留資格の日本人配偶者ビザ取得時に結婚証明書が必要になりますので2通もらっておきましょう。1通は日本側での結婚手続きの為、もう1通は日本での日本人配偶者ビザ取得ためです。大切にその時まで保管しておきましょう。
2,日本で結婚手続きをする(メキシコにある日本大使館に婚姻の報告的届出をします)
メキシコでの婚姻が成立してから、三か月以内に日本での結婚手続きが必要となります。
下記の書類にメキシコ外務省の認証をもらいます。
①メキシコの婚姻登録証明書Acta de Matrimonio(デジタル版Acta de Matorimoni Degital)を印刷したもの)
②出生登録証明書Acta de Nacimiento又はパスポート原本(デジタルActa de Matorimoni Degital)を印刷したもの)
日本人が用意する書類
①婚姻届 2通 大使館にあります
メキシコ人が用意する書類
①メキシコの婚姻登録証明書Acta de Matrimonio(デジタル版Acta de Matorimoni Degital)を印刷したもの)メキシコ外務省の認証済
②出生登録証明書Acta de Nacimiento又はパスポート原本(デジタルActa de Matorimoni Degital)を印刷したもの)メキシコ外務省の認証済
➂ ①と②の翻訳文 翻訳文にはフォーマットがあります 翻訳文フォーマットはこちら
必要書類提出後、日本の戸籍謄本に婚姻の事実が反映されるまで、1か月以上かかります。日本での生活を考えている方は、日本の役所で結婚手続きすることをおすすめします。約1週間で戸籍謄本に婚姻の事実が記載されます。
まとめ
これで、メキシコ側・日本側の結婚手続きが完了いたしました。およそ、2か月~3か月くらい時間を要します。手続きの注意点としまして、その時々や役所により必要書類が異なります。事前に必要書類を必ず提出予定の役所に確認することをおすすめします。
日本人配偶者ビザ取得は、たむら行政書士事務所にお任せください。初回相談無料です。
日本で先に結婚手続きする場合

Mexico-Flag
全体の流れ
1,メキシコ人の方が日本にあるメキシコ大使館で婚姻要件具備証明書を取得する
2,日本の役所で結婚手続きをする
3,日本のメキシコ大使館で結婚手続きをする(婚姻の報告的届出をする)
1,メキシコ人の方が日本にあるメキシコ大使館で婚姻要件具備証明書を取得する
婚姻要件具備証明書とは独身であり法的に結婚する要件を満たしていることを証明する書類です。
メキシコ人が在日本メキシコ大使館で婚姻要件具備証明書を取得するのが本来の流れなのですが、メキシコ大使館で婚姻要件具備証明書を発行していませんので、違う書類で証明していきます。本国から取り寄せる独身証明書になります。
2,日本の役所で結婚手続きをする
日本人の方が用意する書類
①婚姻届
②戸籍謄本 本籍地以外に提出する場合必要
③身分証明書 パスポートやマイナンバーカード等
メキシコ人の方が用意する書類
①独身証明書 メキシコ外務省の認証付
②出生証明書 メキシコ外務省の認証付
③申述書 婚姻要件具備証明書が出せない理由と代わりに独身証明書を提出することを記入 役所に記入フォームがある場合があります。
④パスポート
⑤ ①②の日本語訳(アポスティーユ認証も翻訳します)
上記提出書類は、役所により異なることがありますので、事前に確認することをおすすめします。役所に直接伺うと、結婚のために必要な書類一覧を出してくれる役所もあります。
3,日本のメキシコ大使館で結婚手続きをする(婚姻の報告的届出をする)4つのSTEP
メキシコ大使館では婚姻の報告を受け付けていませんので、メキシコ本国の登録事務所(Registro Civil)婚姻を報告し、婚姻登録証明書をもらいます(代理申請可。詳細は駐日メキシコ大使館にお問い合わせください)
日本の役所より、婚姻の事実が記載の戸籍謄本を取得します。(メキシコ人の名前記載の戸籍謄本)
婚姻届受理証明書を日本の外務省でアポスティーユ認証します。アポスティーユ認証とは、日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。
日本にある日本外務省での認証方法
ここでは郵送方法をご紹介します。直接窓口に行くこともできます。窓口に行っても書類の受領は、原則郵送さとなっております。申請から3開庁日後に郵送。
必要書類
①戸籍謄本
③返信用レターパックライト 郵便局レターパックライトはこちら
郵送先
外務本省(東京)
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階
外務省 領事局領事サービスセンター 証明班
大阪分室
〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階
外務省 大阪分室証明班
戸籍謄本(アポスティーユ認証済)を公認翻訳士の方にスペイン語に翻訳(アポスティーユ認証も翻訳)してもらいます。メキシコ大使館に翻訳者一覧があります。
メキシコ本国の登録事務所(Registro Civil)で婚姻を登録し、婚姻登録証明書をもらいます
日本人の方が用意する書類
①戸籍謄本 アポスティーユ認証付
②パスポート原本とコピー
③ ①のスペイン語翻訳文(公認翻訳士による翻訳)
メキシコ人の方が用意する書類
①出生証明書の原本とコピー
②身分証明書の原本とコピー
③申請書
まとめ
これで、日本側・メキシコ側の結婚手続きが完了いたしました。手続きの注意点としまして、その時々や役所により必要書類が異なります。事前に必要書類を、必ず提出予定の役所に確認することをおすすめします。
日本人配偶者ビザ取得は、たむら行政書士事務所にお任せください。初回相談無料です。
日本にあるメキシコ大使館とメキシコにある日本国大使館の情報
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